自分を知り相手を知る。
コミュニケーションにおいて、相手の事を理解できていないと
仕事上での意思疎通
プライベートでの友人やパートナーと遊びに行ったりする中で
自分の話を理解してくれなかったり
相手の話を聞いてても何が言いたいのかがわからない
なんて事で相手とギクシャクしてしまうなんて経験
あるのではないのでしょうか?
なぜ、このようなすれ違いが起こってしまうのか?
人の脳は情報をインプットする際に、脳のフィルターを通します。
その際にインプットした情報を、削除、歪曲、一般化して物事を捉えます。
そのフィルターは人それぞれ違ったものを待っており
環境や、状況によって様々なフィルター使い分けます。
そのフィルターを解きほぐす事で相手や自分の本質を見る事ができます。
人の本質読みとき、相手のことが理解でくるようになると
自分のことをわかってくれている、理解してくれている
と信頼され、コミュニケーションをとる中でとても役に立ちます。
そのフィルターを紐解くために必要なのが
NLPのMP(メタプログラム)です。
MPを使うとなぜ本質を見る事が出来るのか⁉︎
先程もお伝えして通り、人の脳は
- 外部からの情報
- インプット
- フィルターを通す
- ???
- アウトプット
- 結果
このような流れで 外部の情報から結果に至ります。
このインプットとアウトプットの間にあるフィルターを通す事で
外部の情報が削除され、歪曲され、一般化されて
???という事になってしまっています。
???になる前のフィルターの部分で、どのようなフィルターを使っているのかがわかれば
相手の本当は何が言いたくて、何が伝えたいのかがわかります。
つまりは相手の本質がわかるという事になります。
14のフィルターからわかる相手の本質
MPを学ぶ中で相手の本質を見抜き分析する為に
MPの14のカテゴリーを使います。
これを使う事で相手の細かい考え方、相手への物事の伝え方
相手の言いたいこと、などがわかってくるようになり
コミュニケーション能力が向上します。
MPのアナリシスの14カテゴリー
- クライテリア
- 方向性のフィルター
- 判断基準のフィルター
- 理由のフィルター
- 関係性のフィルター
- 行動のフィルター
- チャンクサイズのフィルター
- 注意方向のフィルター
- ストレス反応のフィルター
- 所属のフィルター
- 主要な興味のフィルター
- ルールのフィルター
- 確信のフィルター(チャンネル)
- 確信のフィルター(納得の時機)
この14のフィルターを紐解くことで、何を基準にして考え、行動しているのか
人間の本質を見抜くことができます。
逆にいうとこれだけ多くのフィルターを通して物事を解釈していくので
コミュニケーションがうまくとれない事があっても不思議ではありませんよね!
その中で今回は、クライテリアについてです。
クライテリア(価値基準)
クライテリアとは価値基準、または価値観とも言います。
このクライテリアを知ることであなたの価値基準、価値観がなんなのかがわかります。
つまり、行動するにあたり何を大事にしているのか
無意識レベルで考えていることがわかるということです。
価値観を知るために2つの質問をします。
例
質問1:「あなたは仕事に何を求めますか?」
と聞きます。
この質問に求める事を5つほど答えます。直感でいいので、30秒程で答えてみてください。
「楽しい」「やりがい」「お金」「キャリアアップ」「休日」
という事が仕事をするにあたり求めるクライテリアだったとします。
そしたら次の質問をします。
質問2:「先程あげたクライテリアをあなたにとって最も大切な順番に並べて下さい。」
順番付けが難しかったら
2つを比較してどちらがより重要なのかを聞きます。
先程のクライテリアから、「やりがい」と「お金」どちらがより大切ですか?
とこのような感じで選んでいきます。
1位「やりがい」
2位「楽しい」
3位「お金」
4位「休日」
5位「キャリアアップ」
このような結果になり
仕事に対しての価値観として「やりがい」を求めているという事が分かりました。
クライテリアは相手に質問すれば相手の価値観がわかるし
自分に質問すれば、自己分析することもできます。
質問1の質問を他のことに変えるとまた違った価値観が見えてきますので是非試してみてください。
まとめ
MPを使う事で、人とのコミュニケーション能力が向上します。
そして、相手のことが理解できるようにもなります。
深く相手を知るためには
物事に置いて相手がどんなフィルターを使っているのかを知る必要があるので
相手の使っているフィルターを分析して
紐解いていくことで、より相手を理解していきます。
MPのスキルが身につけば、ますます人といるのが楽しくなっていきます。
自分の周りに人がたくさん集まってくると楽しいですよね。