物事の捉え方を理解しコミュニケーションを円滑にするチャンクサイズのフィルター

物事を捉える時、相手に伝える時に詳細に伝える人と、大きな枠組みで伝える人がいます。

ここにはそれぞれの物事に対して、捉え方が違うために起こるミスコミュニケーションが起こります。

相手の事を尊重して理解を得るためにも、MP(メタプログラム)のフィルターを理解する事で改善できます。

今回は、相手や自分が使う物事を捉えたり伝えたりする時に使う物事の大小を理解するフィルター、チャンクサイズのフィルターについてです。

チャンクサイズのフィルター

チャンクサイズのフィルターとは、例えば学習をする場面で、
どのように情報を捉えるのかを理解する時使うフィルターで、状況によって、
全体像から捉える方が進めやすかったり、細かく情報を追求した方が進めてやすい場面があります。

全体を把握してから進めたい傾向もあれば、部分的なところに焦点を当てると言う傾向にある時もあります。

人を見る時、物事を捉える時、話の聞き方、情報収集をするのに使われるのがこのチャンクサイズのフィルターです。

全体型のフィルター

このフィルターが働いている時は、大雑把な情報、結果を求めているのに
手順を一つずつ説明することが多いと、イライラしたりする事があります。

自分の夢やビジョンなどを語るリーダーなどには、大きなチャンクで話す事で
周囲を惹きつける場面などには役に立ちます。

手順を細かく進めていく時に、大きな目標に目を向けて方向性が間違っていないかを見たりする時に役立ちます。

詳細のフィルター

このフィルターが働いている時は目の前にある課題に対して詳細に知りたいと言うフィルターで、
情報量が少ないと行動をおこせず、順序や手順が明確な方が物事を進めやすいと言う特徴があります。

人に説明する時などに細かなチャンクサイズで話すとわかりやすく、
手順を明確にする時などに使うとわかりやすいフィルターです。

チャンクサイズのフィルターの使い方

新しく何かを始めたり、習い事をしたりするとき、チャンクサイズのフィルターを上手く使う事で
目標までの道のりが正確にわかり、自分が今しなくてはいけない行動がわかります。

目標立てをする時はまず自分のなりたい姿を目標立てをします。

そして、その後中目標、小目標と細分化をしていきます。

学習を始める時には詳細のフィルターを使い日々やる事を目標立てして進めて行き、
自分の向かってる方向性があっているのかどうかを確認するために全体型のフィルターを使います。

方向性が間違っていたら修正もできるので、全体の目標に焦点を当てて、詳細に戻り行動する。

これを繰り返している事で自分のもくちょうを明確にしながら物事を進めて行くので、
途中で見失う事なく学習を進めて行く事ができます。

また、対人のコミュニケーションを撮るときなどにも役立ち、相手が詳細のフィルターを使っているのに、
ざっくりと物事を伝える全体型のフィルターを使って話をしても、もっとわかりやすく伝えて言われたり、
逆に結論だけ教えてと、全体型のフィルターを使っている人に対して、
説論に至るまでのプロセスを長々と話してると相手を苛立たせてしまうという事なってしまいますので、
相手がどんなフィルターを使っているのかを知る事で相手の求めている情報が伝わりやすく、コミュニケーションも円滑にできると思います。

まとめ

今回はMPのフィルターの一つチャンクサイズのフィルターについて紹介しました。

MPはどちらが正しいとかなく、その場その場でいろんなフィルターを使い分けて人とコミュニケーションを取っています。

相手が、このMPのフィルターの、何を使っているのかを理解する事で、
コミュニケーションを円滑にとって行く事が出来るスキルになりますので、日常でも是非使ってみて下さい

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